創作小説の誕生秘話?

こんにちは!ブログの更新は1月ぶりなのでかなり久しぶりです。

 

つい先日、「影踏み京極堂」シリーズ5話を少々更新して、その誤字チェックをしてたら

 

「あ…やばいすごい眠い…私の小説ってすごい…

読むとすぐに眠くなる魔法がかかってる!」

 

――そのことをTwitterでつぶやいたところ、なんと私の小説を読んでくださる猛者様が出現してくださいました!!

 


 

ありがたい…ありがたい…😂

 

数々の創作家さんたちが語っているとは思いますが、「読んでくださる人がいて、さらに感想をくださる」ことは「ありがたい!嬉い!もっと書いてみようかな!!」と抜群に創作意欲を掻き立てるわけです。はい。

 

 

そんなこんなで嬉しくて絶賛調子に乗っている私は、このサイトにある小説を書いた当時のことなど語ろうと思います。

 

そもそも小説を書くようになった経緯

もともと小説を読むのは好きでしたが、高校で文芸部に掛け持ちで入部するまで一度も小説というものを書いたことがありませんでした。

 

部活見学の際に訪れた文芸部部室にて、とっても可愛くてとっても怖いK先輩に「入るよね?もちろん」と半ば脅されて掛け持ちで入部したものの、一度も小説というものを書いたことがありませんでした!

wordの使い方も全くわからずに泣きながら手書きで提出しました!!

 

 

そして最初の締め切りを思いっきり破りながら必死に仕上げた作品は「幻想百物語」という不良住職と毒舌女子高生が怪奇現象を解決してゆく作品。

影踏み京極堂にゲスト出演しているあいつらです。

 

この作品も結局3話くらいまで書きました。

(画像は当時描いた主人公の佳月)

 

それからちょっとずつ小説を書く楽しさを覚え今に至ります……。

Trust me

高校二年の夏に書いたもの。

なので玲利たちとは当時同級生だったことになります。

イラストも当時描いたものです。

 

これは一番締め切りに追われた思い出――仮にも夏休み中の女子高生だったのに、もう一つの家(うちは家が二つあります)に一人こもって、Within Temptationのアルバムをガンガンに流しながら、死んだ目で仕上げました。

 

そのくせ、印刷作業の日に原稿を家に忘れて取りに帰ったんですよ???

どれだけ死んでいたかがわかるでしょう…へへ…

 

当時の部誌にはどの作品にもあとがきがあったのですが、

 

←当時の部誌のあとがき

 

……締め切りあけのひどいテンションだったのでサイトでは省いてしまいました……

 

ただ、推理小説大好きな私のハヤト並みの語りがあったりもしました。

 

それと、制作秘話?として、キャラクターの名前を考えるのが苦手な私は友人に

「キャラの名前考えて…」と無茶振りし、玲利という名前をいただきました。

 

 

 

また当時やっていた別のサイトでは玲利の書いた(という設定の)ページあり、暗号を解いていきながらストーリー展開してゆく形式の「僕の宝物はどこ」というミニ短編がありました。

 

正解しないと最後まで読めない形式たったのですが、とある方が「父と一緒に考えました!」とエンディングまで辿りついてくださって嬉しかった思い出が…。

 

え?その原稿?

……いまどこにあるんだろう……。

S.N.O.W

高校二年の冬、文芸部で「今回は部誌、二冊つくろ!いつものと、お題を決めて書くの!」と可愛くて怖いK先輩の提案により、いつもの作業が二倍になって襲いかかってくるという悪夢のような出来事がありました。

 

(ちなみに、同時誕生した作品は「影踏み京極堂」の1話)

 

そのときのお題「頑張れ俺の脳細胞」「パンダ」などの特定の単語を入れる――というのに沿ってかいたもの。

はい、今となっては訳のわからないお題です。

 

ただ、クリスマスの雰囲気大好きな私はひたすらクリスマスソングを流しながら、自分でもちょっぴり泣きながら書きましたw

 

先輩方の作品も見事で、私とは全く異なる空気の作品に仕上がってました。

具体的に言うと、人がたくさん死ぬお話でした。

ねがいましては

高校三年の卒業時に書いた文芸部最後のお仕事でした。

なので、割と最近?の作品ですね。

 

当時のあとがきは私にしては至極まともでした!ほんとだよ!

 

この作品は創作の訓練として「二つの全く関係ないようなイラストを描いて、それから話をつくる!」というお題のもと、

「幽霊メイド」「日本人商人」のイラストから書き上げました。

 

当時のイラスト

そうすることでキャラ濃い目のが作れたような錯覚を覚えました!

そのくせお気に入りキャラはサヴィアーノさんとアルバートくんです!

 

ちなみに、龍之介という名前はいとこのにいちゃんから勝手に取っています。

(いとこの見た目や性格はTrust meのハヤトに近い)

 

 

「ねがいましては」の意味も含めて、卒業に際していいものが書けかも〜とお気に入りの作品です。

影踏み京極堂

高校二年の頃、S.N.O.Wと同時誕生した読み切り作品です。

そう、今では1話完結長編シリーズですが元々は読み切り作品だったんです。

 

大好きな先輩方が卒業してしまうので、

「そうだ!先輩方の作品のキャラを出させてもらって、一つの作品を書いてみよう!」

という思いつきのもとで書き上げました。

 

そのため、本編中で語られている「異なる世界にそっくりさんがいる」設定になっています。

 

サイトに載せる際に先輩方から借りたキャラはオリジナルに差し替えたり大幅にカットしてしまいましたが…。

具体的には「殺し屋・兎」や「情報屋」あたりを先輩方のキャラに担当してもらっていました。

 

 

また序盤と終盤で登場した佳月&智尋は、例の「幻想百物語」からゲスト登場。

 

 

景光、教経、今ではすっかりレギュラーになっている阿古すら、高校一年の頃から描いていた中華料理屋ドタバタ漫画からのゲスト登場でした…。

 

なんというかもう、ミラクル!

みんなでてくる!そんな作品⭐️を目指した……のに……

 

……なのになぜあんな不気味エンドにしてしまうのか――私自身はハッピーエンド大好きなのに……。

 

 

この作品は現在も1話完結方式で更新中ですので、ぜひ応援よろしくお願いします!

振り返ってみて

こうして振り返ってみると、忙しいながらも充実した部活動だったのかもしれません。

例のK先輩も今では某大学の生徒会を牛耳ってるらしいですし、そういう人に優しくしてもらって合作させてもらったのもいい思い出です✨

――上の文章は脅されて書いた可能性があります――

 

今では「締め切り」というものもないし、読み手を意識することもなくなりかけていたので、どうしても更新が遅くなっていました。

これからは自主的に締め切りを設定するのもいい手かもと思ったり。

 

なにはともあれ、「作品を読んでくださる方がいる」というのは本当に嬉しくて刺激になります。

重ね重ねありがとうございます!